≪Java≫ データ型の種類
● 整数型
(1) int型(32bit)
一般的に使用される。
範囲:-2,147,483,648 ~ 2,147,483,647 [ -2^31 ~ (2^31)-1 ]
(2) byte型(8bit)
音の振幅・グラフィックスの色・通信データ等で使用される。
範囲:-128 ~ 127 [ -2^7 ~ (2^7)-1 ]
(3) short型(16bit)
int型の半分
範囲:-32786 ~ 32767 [ -2^15 ~ (2^15)-1 ]
(4) long型(64bit)
巨大な整数を扱えるが、そのため一部の構文ではlong型だけ使えない等の制約がかかるケースがあります。
範囲:-9,223,372,036,854,775,808 ~ 9,223,3702,036,854,755,807(922京3372兆0368億5477万5807)
[ -2^63 ~ (2^63)-1 ]
※使用時は、数値の末尾に 「L」 または 「l(小文字のL)」を付加し、long型データであることを明示する必要あり。(「L」 または 「l」 と付加しないとコンパイルエラーとなる)
※ただし、String型からlong型へ変換する際の構文では 「L」 や 「l」 を付加すると実行時エラーとなるので注意が必要。
(例) long l = Long.parseLong(“123456789■”);
↑ 上記の例の ■ 個所には 「L」 や 「l」 は付加しないこと!!
● 浮動小数点型
(1) double型(64bit)
float型の2倍の有効桁数を持てるため「double」。
有効桁数:10進数で15桁
(2) float型(32bit)
あまり使用されない。
有効桁数:10進数で7桁
※使用時は、数値の末尾に 「F」 または 「f」を付加し、float型データであることを明示する必要あり。(「F」 または 「f」 と付加しないとコンパイルエラーとなる)
● 文字型
(1) char型(16bit)
ひとつの文字を扱う型。非負の整数型とも言える。
範囲:0 ~ 65535 [ 0 ~ (2^16)-1 ]
ついでに、String型から数値型へ変換する場合、
long l = Long.parseLong(“123456789■”);
で「L」または「l」を付加すると実行時エラーとなるが、
float f = Float.parseFloat(“7451.123F”);
のように、float型の場合は、数値の末尾に「F」または「f」を付加しても問題なし。(付加しなくても問題なし)
また、以下のように、
int i = Integer.parseInt(” 50″);
空白をあけるのは不可。
int i = Integer.parseInt(“0050”);
のように「0」を付けるのは問題なし。